(自転車)ランス・アームストロング:当時のUCI会長フェアブリュッヘンがデータ改ざんに関わったと証言

Armstrong implicates Verbruggen, Ferrari for first time over doping matters
http://www.velonation.com/News/ID/15836/Armstrong-implicates-Verbruggen-Ferrari-for-first-time-over-doping-matters.aspx

  • ランス・アームストロング
    • 「問題が生じていたことを覚えています。明確な陽性反応が出たのかは分かりませんが、微量に検出されたようです。」
    • 「基準値を超えていたのかは分かりません。ですが、大したことではありませんでした。部屋に誰がいたのかはっきりとは覚えていません。エマ(注:インタビュアー)のほうがよく覚えているんではないでしょうか。」
    • 「本当の問題は、自転車競技が死の間際にあったことです。ハイン・フェアブリュッヘンは「フェスティナ事件の直後であり、私にとって重要な問題ですし、自転車界にとってはノックアウトパンチです。何とかしなければなりません。」と言いました。それで、私達は処方箋を日付を書き換えました。」
    • 「私を処分した人たちを、私が守ろうとしているなんて思わないでください。馬鹿げたことです。」「私は全然彼らを守る気はありません。忠誠心などありません。正式な場で、みなさんが知りたいことをお話します。彼らを守るために嘘をついたりしません。彼らのことは憎んでいます。彼らは私をバスから放り投げたのです。彼らとはもう終わりです。」
    • 「これは言ったことがないと思いますが、もうすぐEPO検査が始まるとミシェル・フェラーリ医師は2000年に警告を出してくれました。」
    • 「チームの皆は、前と同じようにやれば良いだろうと思いましたが、ミシェルは「EPOはダメ」と言いました。多少は使い続けましたが、やりかたは少し変えて、量も少なくしました。慎重にやりました。」
    • 「ですがアクトベジン薬物語はツール期間中に終りを迎えました(フランス人映画クルーがチームの医薬品ゴミ箱から禁止薬物の箱を見つけた)。EPO検査が行われましたが、EPOはありませんでした。ミシェルが2000年に変えていなかったらおしまいでした。」
    • 「エマと話したいと思っていました。会話が必要だと感じました。この物語に巻き込まれ、私が謝らなければいけない人々がいるのです。」「1月に話す機会がありました。ですがエマの準備ができていなかったと思います。今夜は話ができて良かったです。」
    • 「私はアイアンマンレースのチャンピオンになれたと思います。出場禁止になる前のレースで示したパフォーマンスが示しています。」
    • 「クリーンでいるために必要なことを、私が示すことのメリットはあると思います。私は競技者です。明日レースがあって、出場してもよいと言われれば、そこに行きます。」

ハイン・フェアブリュッヘン:当時のUCI会長
ミシェル・フェラーリ:ドーピング処方のため2012年に永久追放処分を受けた

(感想)情報を小出しにするので面倒。でも調査が進むきっかけになりそう。勝手な予想としては、ランスの処分は軽減して、ブリュッヘンやマッケイドの罪を暴くことを優先させそう。