(陸上)次期WADA会長が、フレーザー=プライスのボイコット示唆に理解を示し、また、USADAの介入を求める。

Shelly-Ann Fraser-Pryce threat backed by incoming Wada chief
http://www.bbc.co.uk/sport/0/athletics/24966161

  • 次期WADA会長クレイグ・リーディー
    • 「(フレーザー=プライスのボイコット示唆は)システムに欠陥がある以上、当然の態度だと思います。」
    • 「病気や怪我以外の理由で出場できないアスリートを気の毒に思っています。」
    • 「しかし、彼女の表明が、ジャマイカを動かし、より良くなるのであれば、ジャマイカの反ドーピング活動にとって良い動きとなるでしょう。」
    • 「もっと良い状態に改善すべきと人々は言います。他のスポーツでも同様でした。トップアスリートたちは「WADAは改善が必要」と言います。そのような議論はシステム変革の原動力となります。」
    • 「(米国反ドーピング組織最高責任者がジャマイカの検査体制を「スポーツの公正さに対する不正」と表現したことについて)彼は少し固いのではないでしょうか。米国で大きな問題があったことは理解しています。米国は問題を解決して前に進むことを決断したのです。」
    • 「(自分たちは問題を解決したからと言って、まだ問題を解決していない国に向かって)手助けもせずに「まったくめちゃくちゃだ」と言うのは、責任なる態度とは思えません。」
    • 「ジャマイカが十分な検査を実施していなかったことは明白です。」「自治が機能していませんでした。」
    • 「ジャマイカ反ドーピング委員会Jadcoは、検査計画の日々の管理に巻き込まれていました。利害対立があるのは明白です。」
    • 「例えば英国などのうまくいっている運営とは違っています。」
    • 「ジャマイカ外には良い実例が多くあります。その一つが米国USADAです。」
    • 「ジャマイカが助けを求めればうまくいくでしょう。Usadaと協議して、やり方を示すことができます。」
    • 「ジャマイカが抱える問題は、他国の視線を十分には理解できていないという点にあると思います。」
    • 「ジャマイカはオリンピックを始めとした大イベントで成功を収めたので、ジャマイカにはもっと検査が必要だと他国は考えているのです。」

(感想)強硬姿勢をちょっと変えるのかも?