検査新技術の導入で過去サンプルを再検査 266件の陽性を発見 北京五輪の保存サンプル等も順次再検査の予定
Anti-doping lab finds 266 positives for steroid test this year in athletics, weightlifting, wrestling
http://www.heraldsun.com.au/sport/anti-doping-lab-finds-266-positives-for-steroid-test-this-year-in-athletics-weightlifting-wrestling/story-fni2u98u-1226771834353
- ドイツの検査機関でステロイド検査に新技術を導入し、昨年度のサンプルを再検査したところ、266件の陽性反応が見つかった。
- 多くの陽性結果は、陸上、重量挙げ、レスリングで見つかった。
- ハンス ・ガイヤー
- 「これほど多いとは思いませんでした。」
- 「陽性結果のほとんどは、今年の上半期のサンプルです。」
- 2006年トリノ冬季五輪のサンプルを再検査していることをIOCが認めた。
- 新技術では、ステロイド使用の6ヶ月後でも検出が可能。
- 今年は陸上や重量挙げで大規模な違反がすでに見つかっているが、今回の新検査ではそれらの結果を再検証できた。
- 処罰された選手から異議申立てがないことから考えると、新技術の妥当性が確認できたと言える
- 今後、別のスポーツでの再検査結果が報告される(どのスポーツで再検査がおこなわれたのかについては不明)。10%が陽性であったとのこと。
- 自転車、サッカー、その他ドイツ選手からは、新たに見つかった陽性結果はなかった
- ガイヤー「おそらく、選手は違反物質が検出される期間を認識していました。」「競技期間外検査は機能していないと思います。」
- 新検査技術はソチ冬季五輪で採用される
- 2008年北京五輪以降のサンプルも再検査の予定。ドーピングの時効は8年。