イタリアオリンピック委員会がアレッサンドロ・バッランの2年間出場停止を要求。2009年の薬物取引のため

CONI prosecutor asks for two year ban for Ballan
http://www.cyclingnews.com/news/coni-prosecutor-asks-for-two-year-ban-for-ballan?ns_campaign=news&ns_mchannel=rss&ns_source=cyclingnews&ns_linkname=0&ns_fee=0

  • イタリアオリンピック委員会CONIが、アレッサンドロ・バッランの2年間出場停止を要求。
  • 2010年にエマヌエーレ・セッラ(EPO陽性によりドーピング違反)がバッランの違反を証言
    • 当時所属チームのランプレは出場停止措置を拒否
    • その後バッランはBMCに移籍
  • 2011年に、ガゼッタ・デロ・スポルト紙が調査結果を公表。バッランがドーピングに関与した医師とEPOおよび輸血処置について会話していた内容が明るみになった(電話盗聴により判明)
  • CONIの出場禁止措置は、WADA規定2.2項による。

参照:WADA規定

  • 2.2 競技者が禁止物質若しくは禁止方法を使用すること又はその使用を企てること
    • 2.2.1 禁止物質が体内に入らないようにすることは、各競技者が自ら取り組まなければならない責務である。ゆえに、禁止物質又は禁止方法の使用についてのドーピング防止規則違反を証明するためには、競技者側に使用に関しての意図、過誤、過失又は使用を知っていたことがあったことが示される必要はない。
    • 2.2.2 禁止物質若しくは禁止方法の使用又は使用の企てが成功したか否かは重要ではない。ドーピング防止規則違反は、禁止物質若しくは禁止方法を使用したこと、又はその使用を企てたことにより成立する。

http://www.playtruejapan.org/downloads/code/WADA_CODE_2009_JP.pdf